刺繍タイプ野球ユニフォーム徹底解説!
こんにちは!皆さん楽しい草野球ライフお過ごしでしょうか?
UNIMAKEは元々、野球ユニフォームのメーカーです。オーダー野球ユニフォームとしての制作実績の歴史も長い会社になります。
野球ユニフォームといえば「刺繍タイプ」「昇華プリントタイプ」そしてこの2つを合わせた「昇華プリントに刺繍ロゴタイプ」と大きく3種類あるうち、今回は王道の「刺繍タイプ」について細かく解説していこうと思います。
刺繍タイプとは?
野球のユニフォームを思い浮かべるとき、皆さん真っ先に刺繍ユニフォームをイメージするのではないでしょうか?王道で究極にシンプル、まさに直球勝負という言葉がぴったり。そんな刺繍ユニフォームについて順番に見ていきましょう。
①特徴
刺繍ユニフォームは、マーキングに施されるロゴと立体的な刺繍が大きな特徴です。
刺繍ユニフォームはメジャーリーグや日本のプロ野球、高校野球など今も昔も変わらない伝統的なスタイルですね。
歴史としては現在の野球ユニフォームのルーツとなるスタイルが確立されたのは19世紀末のメジャーリーグMBLの創成期の時代から、また日本では数々の伝説を残した「ミスタージャイアンツ」長嶋茂雄氏はじめ多くの人たちを魅了したプロ野球黄金時代を覚えている方もいらっしゃると思います。そんな時代からずっと使われているのが、こちらの刺繍ユニフォームなのです。
このように刺繍タイプはMBLに始まりプロ野球から草野球に至るまで日本の野球界に多大な影響を与えています。
プロ野球を見てきたファンはその刺繍タイプの野球ユニフォームを野球の王道スタイルとして認識し、今でも根強い人気で野球ユニフォームの王道とされています。
②刺繍ユニフォームで選べる生地
刺繍ユニフォームでは選べる生地が4種類ございます。
昇華プリントタイプはプリント工程の関係で生地を1種類でマイクロメッシュしか選ぶことができません。しかし刺繍タイプは糸を縫い付けていく特性上、どの生地でも可能となっております(^^♪
UNIMAKEで選べる刺繍可能なシャツ生地はこちら
印刷で多彩な色が出せる昇華プリントですが、使える生地はクールナインのみ。それに比べてデザインの自由度は劣るものの、4種類の生地でさらにそれぞれのカラーを選べる刺繍。
生地との組み合わせのカラーバリエーションが一番多いのが、実は刺繍ユニフォーム!また異なる生地をパーツ別であえて数種類使うことで同じカラーでもまったく表情が変わります。アンダーシャツのカラーをあえて透けさせたり、メッシュの織り目がそのままデザインになることもあり生地だけでも様々なデザインの表情が出せるのです。
またストライプ生地もご用意しております。NYヤンキースや阪神タイガースなど、ストライプ生地にすることでまたガラッと雰囲気が変わりますね。
「好きなプロ野球チームに似せて野球ユニフォームを作りたい!」などというご要望にもお応えできるように、豊富なバリエーションをご用意しております。
③刺繍タイプで可能なデザイン
刺繍タイプのデメリットで良く言われるのは、野球らしいデザインについては得意分野でありながら他のデザインに対して再現性の幅が狭い事が挙げられます。
その理由については素材を縫製で縫い繋いでいく加工や刺繍マーキングでの再現性に限界があるからです。
これはあくまで「昇華に対して」という話であって、決してバリエーションが少ししかない、というわけでは無いんです!
ではバリエーション豊かな刺繍タイプで可能なデザインを見ていきましょう!
王道のユニフォームから選ぶ
このタイプのユニフォームは、シンプルそのもの胸につけるロゴデザインはその位置、大きさで「ユニフォームの顔」が決まります。シンプルなだけに胸マークが主張。伝統と風格が漂うスタイルのユニフォームを演出してくれることでしょう。
デザインに”遊びの要素”は少ないかもしれませんが、これこそが王道の歴史あるユニフォームの貫録とも言えますね。
チームカラー、イメージカラーで選ぶ
○○ファイヤーズや○○シャインズなど、チーム名を自然やモノや動物などでイメージした名前を付けているチームも多いと思います。
そんなチームカラーやイメージカラーを元にデザインを選ぶことだって可能です。
たとえば○○ファイヤーズなら「イメージカラーは赤だから、赤を基調としたユニフォームにしよう」とか、○○シャインズなら「輝きがイメージできる黄色をポイントで使おう」といった感じです。
色々なモチーフに対応できるように、たくさんのカラーが用意してあります。こうしたイメージでユニフォームを作ろう、というチームは一度カラーチャートでどんなカラーが揃っているのかご覧になってみてください。
もしくはイメージに合うロゴやチームエンブレムもイメージをお伝えして頂けましたら、デザイナーさんが試案します。
MLB、NPBをベースに選ぶ
MLBやNPBのユニフォームは、ほとんどが伝統的な刺繍ユニフォームです。
地元の球団だったり、好きな球団があってチームを結成することもあるでしょうし、またチーム内でも常に野球のことが話題になったり…そんな野球好きな皆さんですので、思い入れのある憧れの野球ユニフォームがあると思います。
「ロサンゼルス・エンゼルスみたいなユニフォームがいいんだけど」「ヤンキースや阪神のようなストライプのユニフォームにしたい」など日々様々なお問い合わせをLINEで頂いております。
こうした要望にすぐお応えできるよう、レプリカのサンプルも多数ご用意しております!
こうしたプロチームのレプリカユニフォームのデザインは、すでに用意できていますので基本的なものは全て揃っております。プロチームのデザインがお好きな方は、必ずお気に入りのデザインを見つけていただけるはずです。
④オリジナルスタイルから選ぶ
UNIMAKEがお届けしている基本的なデザインスタイルというものがあります。どんなチームも基本的にはこの形を元にしたデザインとなっています。既存の野球ユニフォームデザインからではなく、1からユニフォームを作っていきたいチームは、こちらのデザインを元に考えてみてはいかがでしょうか。
- シンプルタイプ
シャツに切り替えしが入っていない、生地に胸マークのロゴのみというシンプルなスタイル。シンプルなだけに飽きがこない王道の野球ユニフォームデザイン!ロゴのデザインに強いこだわりを持って欲しいユニフォームです。
高校野球に多く見られるスタイルで、まさに野球のスタンダードそのものですね。
伝統的な前開きタイプか、軽量感を感じさせる2ボタンタイプかはお好みで選んで頂け太良と思います。
- ラグランタイプ
身頃とラグラン袖のカラーを変えたスタンダードスタイルのユニフォームです。
多くのプロチームにも採用されており、馴染みのあるデザインは印象に残っているのではないでしょうか。伝統的でカラーインパクトのある配色で多くの人を惹きつける魅力を持っているデザインです。
胸ロゴとラグラン袖のカラーを合わせたり、キャップと袖のカラーを合わせたり、組み合わせが楽しめるデザインです。
- 切り替えタイプ
脇部分の生地カラーを変更しているタイプのデザインです。
正面から見るとシンプルなデザインでプレー中の動きで切り替え部分が見え隠れします。画像では脇部分で生地を切り替えていますが、他にも肩での切り替えしなどパターンがいくつも存在します。
このタイプの最大の特徴は、切り返す部分ごとに生地の変更が可能な点です。上記のラグランタイプとも違う点とも言えます。
例えばオールシーズン使っていけるクールナインを基本生地に使って、脇の切り替え部分だけをマイクロメッシュにして通気性をアップさせる、といったことも可能なります。
生地の特性のいいとこ取りな切り替えタイプです。
- マルチタイプ
身頃や肩の切り替えがマルチタイプになっているユニフォームデザイン。色が多く使えるのでが特徴でビビッドな配色をしても良し、トーンが近い配色でグラデーションを表現しても良しと、カラーの組み合わせが最大限に生かせます。
色の組み合わせが増えることで、他チームと野球ユニフォームが被らない!
「刺繍ユニフォームでも他のチームと似てるのは嫌!」刺繍タイプでスタンダードも守りながら個性も出したいチームにおすすめです。
- アシンメトリータイプ
マルチタイプから派生したアシンメトリータイプのユニフォームも人気のデザインです。
NPBの日本ハムファイターズを思い浮かべる方も多いと思います。こちらもカラーの組み合わせは自由自在。この画像のユニフォームは○○の野球ユニフォームですが、ここからさらにアレンジを加えてどこにもないオリジナルユニフォームへ進化させることも可能です。
- ライン加工・リブ加工
シンプルなデザインの刺繍タイプだからこそ、そのシンプルなデザインを引き立て引き締める役割がライン、リブ加工です。
ラインの幅や本数ももちろんお選び頂けます。リブにもラインを入れることでまた違ったデザインになるので、試案でいろいろ試してみてください。
⑤生地とパーツを足していく刺繍タイプ
刺繍ユニフォームには昇華プリント並みのデザインの幅というのは正直ありません。しかし刺繍ならではの良いところを活かして、生地の種類やカラーでユニフォームを楽しむことは十分に可能です。
刺繍タイプの作り方は素材を足していくプロセスで成り立ちます。
言い方を変えると、アップリケのように生地やパーツを足して柄を構成していくイメージです。
その為、素材の質感がリアル感として演出され、高級感のあるユニフォームとして仕上がります。
これは縫製から刺繍までを自社一貫制作でユニフォームを作っている、【ブランド名】の刺繍に対する熱い情熱、繊細なこだわりが詰め込まれています。刺繍ユニフォームのデザインは生地で勝負できます!
⑥刺繍ユニフォームの価格
気になるのはこんなにこだわりのある刺繍タイプの価格になると思います。
今までご紹介してきた刺繍タイプは実際どれくらいのお値段がかかるのかと言うと…
こちらの一覧表をご覧ください。
この価格表に記載されている値段は、「胸マーク」「背ネーム」「背番号」「袖マーク」を入れての全て込みの価格になります!
今までのユニフォーム制作って「最初は予算内だったはずなのに、色々オプションになってしまい結局大幅に予算オーバー・・・」なんて経験を持つ方も多いことと思います。けれども明朗会計でひと目でいくらかかるのか、わかりやすい価格設定にしています。
⑦デザイン持ち込みも可能
会社でのチームだったり、もうすでにある程度のロゴなどが出来ているチームもあるかと思います。もしくは、全くのオリジナルでデザインを持ち込みいただいても大丈夫です!
例えばフォトショップやイラストレーター、クリップスタジオなどのソフトを使ってもらっても大丈夫ですし、手書きでデザイン【手書きオーダー】していただいたものを写メで送ってもらってもOKです。
いただいたデザインは優秀なデザイナー陣が、お客様の求める近いイメージで試案をまとめていきます。そこからの細かい調整やカラーバランスの変更など、随時LINEにて対応させていただきます。
今回は刺繍ユニフォームの魅力をたっぷり解説してきました!
UNIMAKEでは他にも昇華タイプや、昇華プリント+刺繍ロゴといった、刺繍ユニフォームとはまた違った魅力を持つ野球ユニフォームもございますので、また別のブログにてご紹介しますね。
今回こちらのブログで紹介させていただいた「刺繍タイプ」は、野球の歴史と共に道を歩んできた伝統あるスタンダードな野球ユニフォームです。
そんな歴史ある刺繍タイプの野球ユニフォームでぜひチーム一体となり勝利を目指してください!
長年愛用できるお好みのオーダー野球ユニフォームを作ってみてください(^^)/
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